百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を受け、堺市のPRキャラクターとして知られる「ハニワ課長」が28日、部長に昇任し、市役所で辞令が交付された。
古墳群の魅力PRを目指し平成26年6月、市のPRキャラに抜擢されたハニワ課長。ただ、古墳群の国内推薦がなかなか得られない状況が続くなど、しばらくは肩身の狭い思いをした。
それでもハニワ課長は世界文化遺産登録を支援する「市民の会」の会員を増やそうと、多くの関連イベントに足を運ぶなど力を尽くしてきた。そうした活動もあってか、今年7月、古墳群は世界文化遺産に。PRへの地道な努力が認められ、部長昇任が決まった。
ハ(8)ニワ(28)の語呂にちなむこの日、永藤英機(ながふじ・ひでき)・堺市長から辞令を交付されたハニワ部長は「なおいっそう、頭を硬くして古墳群のPRに取り組みます」。今後1年の目標として「民間企業に私のグッズを20種類販売してもらう」などを掲げた。
これに対し永藤市長は「達成すれば局長にすることを検討するが、できなければ降格」と指摘。ハニワ部長は「来年で局長になるかもしれないと思うと戸惑っています。目標達成に向けて頑張ります」と語った。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース